転職する前に知ろう!クリニックの看護師の特徴

転職する前に知ろう!クリニックの看護師の特徴 クリニックとは、病床数が19床以下の小規模な医療施設のことで、基本的に入院施設がないため、看護師は日勤が中心で休診日は仕事が休みになり、夜勤がある病院勤務よりも身体的な負担が少なくてすみます。
診療に来る患者さんの特徴は、近隣に住んでいるケースがほとんどで症状も比較的軽症です。
重篤な患者さんはあまりいないので、病院看護師と比較すると最先端の医療を求められない場合が多いようです。
主な仕事内容は診療補助や看護業務のほかに医療器具の洗浄や消毒、ベッドやタオルの洗濯などの雑務もこなします。
新人でも基本的な看護スキルがあればこなすことができますが、病院の方が新人教育などの体制が整っているため採血や注射、点滴処置がスムーズに行えるようになってから転職すると良いでしょう。
クリニックの看護師は、規則正しい生活が送れて仕事とプライベートとの両立がしやすいというメリットがあります。
しかし、求人が少ない人気の職場なので転職を考えている場合には求人情報をいち早く手に入れることが必要です。

看護師の転職で個人クリニックに勤めるメリットとは

看護師の転職で個人クリニックに勤めるメリットとは 全国各地で看護師不足が深刻化しており、47都道府県で看護師の有効求人倍率は約10倍になっています。
希望に合った職場を探しやすいという環境にありますが、転職する際は総合病院だけでなく個人クリニックの2種類から選ぶことになるでしょう。
このうち個人クリニックを選ぶメリットは、決まった日時に出勤・帰宅が出来るという点です。
開業医の場合、朝・午後の計6時間程度の診察と毎週2日は休診日を設けています。
しかし、総合病院の場合は一般外来だけでなく病棟や救急外来もあり、転職した際はどの診療科に配属されるかはわかりません。
病棟の場合は1日3回交代で夜勤もあります。
子育て中の方や家庭をお持ちの看護師だと、生活スタイルに大きな影響を与えます。
開業医の場合、常に同じ出勤日で仕事内容もさほどハードではなく、働きやすい環境といえます。
スキルアップをする機会は少ないですが、無理のない働き方が出来るのがメリットになります。